液タブやiPadなど、デジタルでお絵描きする方の多くが使用している「ペーパーライクフィルム」をご存知ですか?
ペーパーライクフィルムは、ザラザラした紙のような液晶フィルムのことです。
ツルツルの液晶画面がザラザラになることで、引っかかりが出来て、まるで紙に描画しているような使い心地になる!という商品です。
でも種類が多くて分からない!どれを選べばいいの~?
という方も多いのでは。
今回はお絵描き目的での「ペーパーライクフィルムの選び方」についてまとめたいと思います!
用途:字を書くor絵を描く
ペーパーライクフィルムには、字を書く用と絵を描く用で種類が分かれています。
↓字を書く用。やわらかい質感のフィルムで、ペンが少し沈み込むのが特徴です。イラスト用とは異なるので購入する際は注意!
↓イラスト用。パッケージに「描く」「イラスト制作に適している」等の文言があります。
質感:上質紙orケント紙
絵の制作に適しているペーパーライクフィルムには「上質紙タイプ」と「ケント紙タイプ」の2種類があります。
上質紙タイプの特徴
- 粗い質感で紙に最も近い
- ペン先が滑らない
- ザラザラとした質感
- ペン先の消耗がある(削れてしまう)
ケント紙タイプの特徴
- 上質紙より滑らかな質感
- ペン先が滑りにくい
- サリサリとした質感
- 上質紙よりペン先の消耗が少ない
選び方
上質紙タイプは、もっとも紙に近くザラザラが強いです。そのため精密な線画が描きやすい等のメリットがあります。デメリットは、ザラザラしているためペン先が早く消耗してしまう点。特に筆圧の強い方は注意が必要です。
ケント紙タイプは、上質紙ほどのザラザラはなく、サリサリした質感。軽いタッチでサラッとお絵描きしたい方や、筆圧が強く、ペン先の消耗を抑えたい方にオススメ。
上記の特徴を理解して「何を重視するか」で選ぶと良いですよ。
ペン先の消耗より描きやすさ重視、ペン入れ命!という方は上質紙タイプ、絵はサラッと描きたいし、ペン先の消耗を抑えたい!という方はケント紙タイプが良さげ!
余談:ペン先の消耗が気になる方は、金属製のペン先に交換するという方法もおすすめですよ!こちらはアップルペンシル用の交換ペン先。シャーペンのように細い線が描きやすくなると好評です。
貼り付け式or着脱式
ペーパーライクフィルムは「貼り付け式」「着脱式」の2種類があります。
貼り付け式
液晶画面にずっと貼り付けておけるタイプです。
メリット:いつでもお絵描きが出来てお手軽。
デメリット:液晶の鮮やかさが少し失われてしまう。
着脱式
iPadなど、液晶本来の美しさが損なわれるのは嫌だな…という方には、着脱式のフィルムという選択肢もあります。
メリット:イラスト制作以外では、美しい液晶画面を楽しめる。
デメリット:着けたり外したりが面倒な場合も。
着脱式にも上質紙タイプとケント紙タイプがあるので、購入する際は商品説明を要確認です!
使わない時にフィルムを収納するための「専用ケース」が付属しているので、汚れなどから守ってくれて安心ですね♪
エレコムの診断チャートから選ぶ
エレコムのサイトに、適したペーパーライクフィルムを選ぶための「診断チャート」があります。商品選択で悩んでいる方は、一度試してみてはいかがですか?
https://www.elecom.co.jp/pickup/contents/00044/film/
エレコムのサイトは診断チャートの他に「描き心地早読みチャート」もあって分かりやすいよ♪
まとめ
今回はペーパーライクフィルムの選び方についてまとめました。
- より紙に近い質感が良い、本格的なイラストを描く、ペン先の消耗は構わないという方は上質紙タイプ
- 筆圧が強くペン先の消耗を抑えたい、紙の引っかかりが少ない方が良い、サラッとした絵を描く方はケント紙タイプ
- タブレット本来の液晶画面を損ないたくない方は着脱式タイプ
皆さんのイラスト制作が捗るペーパーライクフィルムに出会えますように♪
私が今使っている商品は「ベルモンドのペーパータイプフィルム」。2枚入りでコスパ最強!商品レビューしたので、良かったらご覧くださいね♪